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March 17, 2009

NXP、デジタルへの切り替えを促進する新しい統合STBプラットフォームを発表


NXPの新しいDVB-Cソリューション「STB150」、ケーブルオペレータ各社によるアナログテレビ利用者のデジタルサービスへの移行に伴い、これに対応するメーカー各社の市場展開期間のスピードアップを支援


NXPセミコンダクターズ(以下「NXP」)は、急成長しているデジタルケーブルテレビサービス市場を対象とし、製造環境へ完全に対応した新しいシステムソリューション「STB150」を発表しました。このNXP STB150 は、DVB-C 受信用の新しい強力なシングルチップCX2448x MPEG-2 デコーダとTDA18252HN シリコンチューナーおよび完全なソフトウェアスタックを統合し、先進の新しいデジタルエンタテインメントサービスを実現する、コスト効率に優れたシリコンプラットフォームをケーブルオペレータに提供します。NXPは2009年3月21~23日に中国・北京で開催された『CCBN 2009(中国国際放送情報ネットワーク博覧会)』の自社ブースにおいて、STB150 のリファレンスデザインを公開いたしました。

 

急成長している中国のデジタルケーブルテレビ市場をターゲットに、NXPはiPanel Technologies社との緊密な協業を通じ、中国のケーブルオペレータへターンキーソリューションを提供します。このソリューションにより、ケーブルオペレータは新しいサービスを迅速に市場展開できるようになります。また、iPanel-DVB MediaService ミドルウェアと統合されているこの新しいSTB150プラットフォームによって、STB(セットトップ・ボックス)メーカーは中国のケーブルオペレータが求める多様なニーズに、検証済みの単一のハード/ソフトウェアプラットフォームで応え、市場展開までに要する期間を飛躍的に短縮するとともに、開発コストを大幅に削減できるようになります。iPanel-DVB MediaService ミドルウェア用に最適化されているSTB150は、世界/国内すべてのCAS(Conditional Access System)のサポートとともに、幅広いデジタルテレビ放送および双方向情報サービスを提供します。

 

また先進のグラフィックスおよびアプリケーションCPU処理能力が、豊富な機能のEPG(電子番組表)やVOD(ビデオオンデマンド)などのサービスをサポートするとともに、外部の大容量ストレージデバイスに接続可能なSTB150の統合USBポートを通じ、ケーブルテレビの視聴者はDVR(デジタルビデオレコーダ)からマルチメディアムービー/オーディオファイルまで、多様なアプリケーションを楽しむことができます。

 

NXPのケーブル&IP製品ライン担当マーケティングディレクター、ロジャー・グレゴリー(Roger Gregory)は次のように述べています。
「中国だけではなく世界中のケーブルオペレータ各社がテレビサービスの向上に対して高まる消費者の需要に応えようとしている現在、”デジタルの約束” を実現するプラットフォームは不可欠な存在です。当社の新しいSTB150プラットフォームは、ケーブルオペレータおよびSTBメーカーの皆様が市場への展開期間を大幅に短縮し、オペレータ各社のニーズに合わせてカスタマイズできる、完全に統合されたソリューションを提供します。この新しいシステムソリューションはデジタルテレビにおける当社の最新のイノベーションの成果であり、世界中の消費者が最高の視聴環境で高品質の新しいエンタテインメントサービスを楽しめる環境を提供するという、当社の取り組みをあらためて示すソリューションです」

 

iPanel Technologies 社 社長、Jiahong Xu氏は次のように述べています。
「新しい先進のテレビサービスに対する幅広い層のユーザーからのニーズが世界的に高まっている現在、業界およびサービスプロバイダにとって質の高い視聴環境を保証することは不可欠です。NXP社との緊密な協業を通じ、当社はSTB150システムソリューション用にiPanel-DVB MediaServiceを最適化しました。これによって、メーカーの皆様は真に統合されたハードウェアおよびソフトウェアプラットフォームを利用し、アナログサービスの加入者を新しいサービスへ移行させることができます。先進のグラフィックおよびデコーディング機能を活用し、オペレータ各社は幅広い範囲の情報、ニュース、データアラートとともにユーザーが使いやすいプログラミングガイドを提供できます。これによって、ユーザーはデジタルテレビの新たな可能性を体験できるようになるだけでなく、オペレータは収益を獲得できる新しいチャネルを手にすることができます」

 

NXP STB150 システムソリューションには、CX2448x を完全に統合したシングルチップDVB-C ICが含まれています。ハイパフォーマンス32-bit ARM926 プロセッシングコアを搭載しているCX2448x は、省スペース化、デザイン期間の短縮、全体的なコスト削減を実現する小型のフォームファクタで最高レベルのパフォーマンスをSTBメーカーへ提供できるように構築されています。さらに、高度に統合されているこのプラットフォームは、MPEG-2 オーディオ/ビデオデコーダ、統合QAMデモジュレータ、先進の2Dグラフィック レンダリング アクセラレータ、高度なセキュリティ機能を実装しています。また、全体的なシステムデザインを簡素化するTDA18252HN シリコンチューナーは、IF選択度を含むチューニング機能を提供し、低ノイズ アンプやSAWフィルタなどの高コストコンポーネントを排除することで、システムコストの削減を実現します。

 

NXPセミコンダクターズについて

フィリップスによる創立以来、半世紀以上の長い歴史を誇るNXPは、半導体業界をリードする企業として広く認知されています。NXPはヨーロッパに本社を構え、従業員数は世界30カ国3万名で2008年の売上は、(モバイル&パーソナル事業を含め)54億米ドルです。テレビ、STB(セットトップ・ボックス)、IDアプリケーション、携帯電話、自動車、その他幅広い範囲の電子機器向けに卓越した品質の半導体、システム・ソリューション、ソフトウェアを提供しています。NXP に関する最新情報はWebサイト http://jp.nxp.com/ (日本語)をご覧ください。