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October 21, 2009

NXP、電力節約型照明に革新をもたらすICを発表 高レベルの調光機能とスタートアップ時間の短縮を実現


消費者環境に画期的な変化をもたらすCFL(電球型蛍光灯)用IC、「UBA2028」


NXPセミコンダクターズ(以下「NXP」)は、高圧部品を集積し、調光可能な電球型蛍光灯(CFL: Compact Fluorescent Lamp)をドライブする、「UBA2028」をリリースしたことを発表しました。これにより、照明メーカーは、短時間で発光し100%の輝度から10%まで減光でき白熱電球に対抗し得る高品質なCFLを製造することが可能になります。このNXPの最新CFLドライバICは、今日の市場における最高レベルで統合されており、CFLのよりコンパクトなデザイン、高効率変圧を可能とし、また、1万5000時間を超える長寿命化を実現させる画期的なICです。

 

世界各国の政府による白熱電球の使用禁止が進んでいる中で、CFLの白熱電球の80%程度の消費電力が注目されています。また、電気代の削減効果を求めて一般家庭や企業が、電力効率に優れたCFLを利用するのに伴い、CFLの市場は急成長することが見込まれています。Datapoint Research社は、2012年までにCFLの年間販売量が50億に達すると予測しています。しかし、品質と機能性、パフォーマンスの面で消費者の期待に応えられるCFLは、今日の市場にほんの一部しかないのが現状です。このような背景から、欧州ではCFL製品のラベル表示に厳しい要件が求められ、米国では「Super CFL」という取り組みが行われています。現在欧米の両方において、質の高いカラーライト、短いスタートアップ時間、優れた調光機能、長寿命性を兼ね備えた高いパフォーマンスで高品質のCFLに対する新しい仕様が規定されつつあります。

 

本日発表されたUBA2028を含め、NXPが提供するすべてのCFLドライバICは、より高品質なCFLへの移行を念頭にデザインされています。標準の個別チップに替えて、統合されたチップソリューションを電子安定器に実装することで、メーカーは厳格な要件に準拠し、高品質の明かり、短いスタートアップ時間、長い製品寿命によってTCO(総保有コスト)を削減しながら、使いやすいCFLを提供できるようになります。NXP UBA2028は「トゥルーディミング:true dimming」機能によって、ちらつきやノイズのないスムーズな減光を実現します。また高レベルでの集積によって、これまで以上に小さなランプシェードにもフィットする、よりコンパクトなCFLの製造が可能になります。

 

NXPでライティング ソリューションのマーケティングとビジネス開発を担当しているジャック・ルベーレ(Jacques le Berre)は次のように述べています。
「消費者の皆様が、今日市場に出荷されているほとんどのCFLの照明の質に不満を持つのは当然だと思います。当社はUBA2028によって、消費者の皆様のCFLに対する認識と、その環境を変えることができます。当社が提供する 『トゥルーディミング』機能によって、照明メーカーの皆様は製品の水準をさらに高め、白熱電球と変わらない高品質なCFLを製造できるようになります。結果として消費者の皆様は、もう自宅の照明の質を落とす必要もなく、大きな電力節約効果をもたらすCFLのメリットを手にすることができます」

 

UBA2028は、すべてのmains電源接続式の照明技術をサポートする制御ICとドライバICを完全に網羅しています。また、世界で最も革新的な企業に向けてNXPが提供している照明ソリューションの幅広いポートフォリオにおける最新の製品です。現在までにNXPは3億を超える蛍光灯用のドライバICを販売し、従来の照明ソリューションとの比較で年間およそ5000トンのCO2削減に貢献しています。電力効率に優れた照明に対して高まる重要性を認識した最初の半導体企業の1社として、NXPは1992年より安定器用制御ICとドライバICの開発を積極的に推進し、一般住宅、オフィス、小売、建築物の照明から自動車照明、街灯、道路照明まで、あらゆる市場のソリューション開発を支援しています。

 

技術情報

UBA2028は600VパワーICとして、調光可能CFLアプリケーションを駆動・制御し(最大21Wまで)、3Ωの統合スイッチをサポートしています。また、このICにはハーフブリッジ パワー回路、調光機能、高電圧レベルシフト回路、オシレータ機能、ランプ電圧モニタ、電流制御機能、タイマー機能、検出回路と保護回路が集積されています。

 

UBA2028の主な特徴は次のとおりです。

 

  • 600V、3Ω(max)のMOSFET x 2 を集積
  • 定常電流は最大280mA
  • イグニション電流は最大1.5 A
  • 予熱時間と電流の調節が可能
  • 先進の調光機能(フェーズカット、1-10 V)
  • 電流制御式のオペレーション
  • シングルイグニション試行
  • non-overlap timeを制御、ブートストラップダイオードを集積
  • 高電圧レベルシフト機能集積
  • 静電容量モード保護( Capacitive mode protection)、ランプ故障検知
  • ランプ故障時には電力を低下
  • SO20Lパッケージによるボードの省スペース化(通常、Rth(j-a)は75 K/W)
  • 長寿命、total cost の削減

 

出荷時期について

現在UBA2028はサンプル、データシート、アプリケーション ノート、デモボードを含んだアプリケーションキットを提供可能です。
UBA2028を含め、NXPのCFL用照明ソリューションの詳細は下記URLをご覧ください。
http://www.nxp.com/products/lighting/cfl_amp_hftl_drivers/index.html

 

NXPの照明ソリューションの詳細は、 http://www.nxp.com/experience_lighting/ をご覧ください。

 

NXPセミコンダクターズについて

フィリップスによる創立以来、半世紀以上の長い歴史を誇るNXPは、半導体業界をリードする企業として広く認知されています。NXPはヨーロッパに本社を構え、従業員数は世界30カ国2万9,000名で2008年の売上は、(モバイル&パーソナル事業を含め)54億米ドルです。テレビ、STB(セットトップ・ボックス)、IDアプリケーション、携帯電話、自動車、その他幅広い範囲の電子機器向けに卓越した品質の半導体、システム・ソリューション、ソフトウェアを提供しています。NXP に関する最新情報はWebサイト http://jp.nxp.com/ (日本語)をご覧ください。