NXPは、より良い世界を前進させ、イノベーションを通じてより明るく、より良い未来を実現するための道のりを歩んでいます。NXPは、グローバルなテクノロジ企業として、より持続可能な未来の形成に役立つソリューションの先駆けとなるという特別な役割を担っています。

自動車から産業、スマートホームからスマートシティ、モバイルから通信インフラまで、NXPは主要なグローバル・ニーズに対応する革新的なソリューションを開発しています。以下に、2023年にNXPが発表した、よりスマートかつより持続可能なソリューションのほんの数例をご紹介します。

2023年のソリューション

オートモーティブ - NXPのMC33775バッテリー・セル・コントローラおよびFS26システムベーシス・チップは、電気自動車のバッテリーを最大限活用できるようにします。MC33775は持続時間を損なうことなくバッテリーの小型化を可能にし、FS26は超低消費電力モードによりエネルギーを削減します。

スマートシティ - NFC、UCODE、JCOP® ID 2は、サステナビリティにおける新たな強みを備えています。NFCチップは循環経済における製品の履歴や性能の追跡を可能にし、UCODE ICは食品の鮮度や位置に関するリアルタイムのデータを提供します。JCOP ID 2は身分証明書 (ID) ドキュメントのセキュリティを強化し、長寿命化を実現します。

インダストリアル・ソリューション - NXPは、i.MX 8M Plusでの主要な連携協定 (MOU) とアグリテックでのパートナーシップについて、さらにはプラットフォームの長寿命化と低消費電力を両立させるMCX NシリーズのMCUおよびi.MX 91アプリケーション・プロセッサの発売について発表しました。NXPのAI/MLソリューションは、あらゆる産業分野におけるリソースの予知保全に役立ちますが、中でもHoneywellとの連携協定では、商業施設でのエネルギー利用の最適化と安全性確保を目的としています。AigenおよびAu-Zone Technologiesとのパートナーシップは、i.MX 8M Plusを活用して農薬の使用を削減するものです。NXPの新しいMCX Nシリーズは、eIQ® Neutron NPUでの機械学習を42倍高速化しつつ消費電力を低減し、パフォーマンスと低消費電力を両立しています。また、i.MX 91アプリケーション・プロセッサ・ファミリは、Linux®ベースの新しいIoTおよびインダストリアル・アプリケーションにおけるエネルギー効率のニーズを満たすように設計されています。

これらのブレイクスルー・テクノロジに加えて、NXPのサステナビリティへのコミットメントは、2035年までのカーボン・ニュートラルの達成に向けた継続的な取り組みによって裏打ちされています。2023年には再生可能エネルギーの利用を引き続き拡大し、有害な温室効果ガスの排出を削減するテクノロジに投資しました。また、水の利用にも引き続き重点的に取り組み、水のリサイクル・レベルを継続的に高めています。

NXPは、他の多くの分野においても前年同期比にて明確な進捗を遂げ続けることに今後も尽力していきます。以下に、いくつかの例を示します。

2023年のハイライト

取締役会の刷新と進化

Julie SouthernがNXPの取締役会議長に任命され、取締役会の指名、ガバナンス、サステナビリティ委員会の委員に就任しました。

持続可能なポートフォリオ

2023年には、製品のイノベーションを通じてより持続可能な世界を実現する方法を定量化するための最初のフレームワークを策定しました。製品の製造過程で生じるカーボン・フットプリントを算出し、それが製品使用時におけるサステナビリティにどのように影響するかについての理解を深めました。このベースラインが、今後の戦略的なポートフォリオの選択とサステナビリティ関連の投資のガイドとなり、NXPが真に変化をもらたすことができる分野に注力することが可能になります。

二酸化炭素排出量

2023年には、温室効果ガス (GHG) の排出量削減のためのテクノロジへの投資と、再生可能エネルギーの利用拡大の両方を通じて、二酸化炭素排出量の削減に向けた取り組みを強化しました。

多様性、公平性、包括性

2023年には、管理職の88%が「無意識の偏見」のトレーニングを完了しており、無意識の偏見に対する意識の向上と包括的な職場環境が実現しています。2025年の野心的レプレゼンテーション目標における進捗としては、研究開発職の女性の割合が前年より1%上昇し、20%となりました。間接労働 (IDL) と役員の女性の割合は前年と同割合を維持しました。

倫理とコンプライアンス

2023年、NXPは贈収賄防止と汚職防止に関する独立したポリシーを公開しました。4回目となるWinning Culture Surveyにも、倫理とコンプライアンスのトピックを含めました。NXPの倫理的な商慣行への取り組みに関する質問については、95%の好意的な回答を得ており、これはこれまでの調査で最も高い評価でした。

人権

人権への重点的取り組みは弊社の拠点以外にも及んでおり、サプライチェーンの従業員も対象となっています。2023年には、人権マネジメント・システムを刷新および更新し、人権方針で設定されている目標をさらに反映させて、バリュー・チェーン全体での人権デュー・デリジェンスの実施に関する明確な指針を打ち出しました。

安全衛生

NXPでは従業員に安全で健康的な職場環境を提供することを最優先事項としています。2023年には、人間工学に基づく取り組みを標準化し、全社における人間工学的な傷害を減らすためのグローバル・チームを発足させたことに加え、結束力のある安全啓発キャンペーンの推進を担うチームを設立しました。さらに、結束力のある安全啓発キャンペーンの推進を担うチームを設立しました。

将来を見据えて

NXPはESGの活動を重視しており、さらなる進展を目指して献身的に取り組んでいます。私たちはこれからもサステナビリティ活動を定期的に見直して、野心的な長期目標を達成するために適切な措置を講じられるようにします。そのためには、すべてのチームメンバー、パートナー、お客様、その他のステークホルダーによる持続的な取り組みが必要になります。

未来は決まったものではなく、すべての人にそれを作り上げていく役割があります。私たちは共にその道のりを歩んでいます。この先、ときには困難に直面することがあっても、次の世代のためにより良く、より持続可能な世界の実現に貢献できるとすれば、この道のりは価値あるものとなるでしょう。

Kurt Sievers

NXP Semiconductors社長兼CEO